少年による家庭内暴力で少年事件 京都府京丹後市も対応の弁護士に相談
Aさんは、京都府京丹後市に住んでいる15歳です。
Aさんは、母親と弟、祖母と暮らしており、父親は単身赴任していました。
Aさんは、気にくわないことがあると日常的に母親に対して暴力をふるっていました。
ある日、Aさん宅から激しい物音を聞いて不審に思った隣人が通報したことで、Aさんは暴行罪の容疑で京都府京丹後警察署に逮捕されてしまいました。
Aさん逮捕の連絡を聞いた父親は慌てて京都府の少年事件に対応している弁護士に相談を入れました。
(※この事例はフィクションです。)
・家庭内暴力で少年事件
家庭内暴力、いわゆるDVは、大人が子どもに対して行うものばかりではありません。
上記事例のAさんのように、子どもから大人に対して行う家庭内暴力も存在します。
平成29年版犯罪白書によると、少年による家庭内暴力の認知件数は、平成24年から毎年増加しており、平成28年に認知された少年による家庭内暴力は2,676件だったそうです。
平成28年に認知された家庭内暴力を就学・就労別に見ると、一番多いのは中学生による家庭内暴力(1,277件)であり、その次に高校生(766件)、小学生(285件)となります。
そして、家庭内暴力の対象としては、母親が1,658件と最も多く、次いで家財道具等が362件、父親が253件、兄弟姉妹が218件となっています。
こうした家庭内暴力は、「家の中のこと」と考えがちかもしれませんが、刑法上の暴行罪や傷害罪、器物損壊罪などに当たる可能性のあることです。
少年が主体となって行っている場合でもそれは変わらず、家庭内暴力から少年事件へと発展することも十分考えられます。
少年による家庭内暴力事件では、逮捕などによって拘束された少年の釈放を目指す活動から、家庭内暴力を繰り返させないための環境づくりなど、多くの弁護活動が考えられます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、こうした家庭内暴力事件についてのご相談も承っておりますので、少年事件・家庭内暴力事件にお困りの方は、遠慮なく弊所弁護士までご相談ください。
(お問い合わせ・お申込み:0120-631-881)