【お客様の声】少年による窃盗事件で不処分になった事例
■事件概要■
ご依頼者様の息子様(10代、大学生)は、友人と共謀して、ヘルメットを窃取したとして逮捕された、窃盗事件。
■結果■
釈放
不処分
■事件経過と弁護活動■
息子様は大学生であり、逮捕、勾留されたことで大学の授業を欠席せざるを得ない状況でした。
また、欠席が続けば大学に事件のことを知られる可能性があり、大学に事件のことが発覚してしまった際には退学になってしまう可能性がありました。
弁護士は息子様が釈放され、少しでも早く通学できるように、勾留の取り消しを裁判官に求めました。
その結果、息子様の勾留が取り消されることになり、勾留満期を待たずに釈放されることになりました。
また、息子様の身柄解放活動と並行して、被害者様への示談交渉を行いました。
検察官を通じて被害者様へ連絡を取り、息子様が謝罪と賠償の申し入れを行ったところ、宥恕付きの示談に応じていただけることになりました。
息子様の釈放後、家庭裁判所へと事件が送られることになりました。
息子様に観護措置が取られる可能性があったため、弁護士は観護措置回避の意見書を家庭裁判所へ提出し、観護措置の必要性がないことを訴えました。
意見書の提出により、息子様は観護措置に付されず、通学を続けることができました。
迎えた審判では、息子様は弁護士が出した課題を通して、事件の重大さをより理解し深く反省していることや被害者様へ謝罪と賠償を行っていることから、不処分が相当だと訴えました。
弁護士による弁護活動の結果、息子様は不処分となり、退学になることなく大学生活を続けることができました。