京都府木津川市の殺人未遂事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士
京都府木津川市在住のAさんは、日頃から同僚のVさんを妬んでいましたが、ある日、どうしてもVさんの存在に耐え切れなくなり、Vさんを殺してやろうと、Vさんを持っていたカッターナイフで刺してしまいました。
幸い、Vさんは一命を取り留めましたが、Aさんは、通報を受けた京都府木津警察署の警察官に、殺人未遂罪の容疑で逮捕されました。
(※この事例はフィクションです。)
・殺人未遂罪について
刑法199条では、殺人罪を定めています。
それによると、「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。」とされています。
そして、この殺人罪には、未遂罪の規定があります(刑法203条)。
未遂罪とは、犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者について、その刑を減軽することができるという規定です(刑法43条)。
この未遂罪は、刑法の各条によって定められるとされており(刑法44条)、前述のように、殺人罪には未遂罪の規定があるために、上記事例のAさんには、殺人未遂罪が適用されるということになります。
上記事例のAさんの場合、殺人罪という犯罪を実行しようとVさんを刺したものの、Vさんは一命を取り留めており、Aさんは殺人を遂げなかった、ということになるので、Aさんには殺人未遂罪が成立します。
他の犯罪で例えるならば、マンションに放火しようとして、ガソリンを周囲に撒いて、いざ火をつけようとしたところを捕まった、というような場合は、放火しようとしてガソリンを撒くなどの行為を行ったものの(=犯罪の実行に着手したものの)、放火するに至らなかった、ということになるので、現住建造物放火未遂罪となります(刑法112条)。
しかし、どの時点で犯罪の実行に着手したと言えるのか等、それぞれの事件の内容の詳細で、未遂罪が適用されるのか、そもそも犯罪となる手前なのか、といった大きな違いが生じます。
そこで、刑事事件に詳しい弁護士に相談することで、そういった疑問や不安の解消につながります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、初回無料法律相談を行っています。
刑事事件にお困りの方、殺人未遂事件で不安な方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、ご相談ください。
(京都府木津警察署までの初回接見費用:3万8900円)

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