(弁護士の初回接見)滋賀県大津市 監護者わいせつ罪で逮捕されたら

2018-09-03

(弁護士の初回接見)滋賀県大津市 監護者わいせつ罪で逮捕されたら

滋賀県大津市に住んでいるAさんは、実の娘であるVさん(15歳)に対して、わいせつな行為をしていました。
Vさんは、誰かに相談したら家族が離反してしまうとこらえていましたが、耐え切れなくなり、学校で相談しました。
その結果、Vさんは児童相談所に保護され、児童相談所から相談を受けた滋賀県大津警察署は、Aさんを監護者わいせつ罪の容疑で逮捕しました。
(※この事例はフィクションです。)

・監護者わいせつ罪

今回、Aさんの逮捕容疑である監護者わいせつ罪とは、昨年7月に施行された改正刑法で新設された犯罪です。

刑法179条1項(監護者わいせつ罪)
18歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じてわいせつな行為をした者は、第176条(注:強制わいせつ罪)の例による。

つまり、18歳未満の被害者に、「現に観護する者」という立場に乗じてわいせつな行為をすれば、たとえ暴行や脅迫がなくとも監護者わいせつ罪が成立し、強制わいせつ罪と同様に処罰される、ということになります。
18歳未満の者は、精神的にも未熟といえますし、精神的・経済的に監護者に依存しているといえるでしょう。
そのような状況の中で、監護者という立場を利用して18歳未満の者にわいせつな行為をすれば、それは被害者自身が自由に意思決定した結果の行為ではなく、強制わいせつ罪と同等の悪質性があると考えられるということで、監護者わいせつ罪は暴行や脅迫なしでも成立するとされるのです。
なお、監護者わいせつ罪において「影響力があることに乗じて」とは、影響力があることにより可能となった状況でわいせつな行為をすれば足りると解されており、積極的に影響力があることを明示する必要はないとされています。
強制わいせつ罪の法定刑は、6月以上10年以下の懲役ですから、監護者わいせつ罪と認められた場合、これと同じ刑罰に処されることとなります。

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滋賀県大津警察署までの初回接見費用:3万6,200円