【お客様の声】器物損壊事件で釈放・不起訴処分獲得の事例
■事件概要■
依頼者様の旦那様(70代、京都府在住)が、出勤途中の道に掲示してあったポスターを剥がして捨てたという容疑で逮捕された、器物損壊事件。
■事件経過と弁護活動■
依頼者様の旦那様が器物損壊を行った経緯は、日頃の不満を募らせていた旦那様が、たまたま目についたポスターを破ってしまったというものでした。
その器物損壊行為が防犯カメラに捉えられており、通常逮捕されてしまったのです。
依頼者である奥様は、普段は穏やかな旦那様が突然逮捕されてしまったことに驚き、事件の詳細を知りたい、なんとか身体拘束を解いてほしいと、弊所の初回接見サービスから弁護活動をご依頼いただきました。
初回接見サービスでは、逮捕当日のうちに弁護士が旦那様に面会し、依頼者様へ事件内容や今後の手続きについて詳しく報告させていただくことができました。
奥様は、旦那様が70代とご高齢であったために、長期の身体拘束によって体調不良を引き起こしてしまうのではないか、と心配されておりました。
また、旦那様が行っていた派遣の仕事ができなくなれば、お2人の家計に大きな影響が出てしまうことも懸念されておりました。
そこで、逮捕後、検察官から行われた勾留請求を認めないよう、弁護士から裁判官へ働きかけ、旦那様の釈放を求める活動を行いました。
結果として勾留請求は却下され、旦那様は、逮捕された翌日には釈放されることができました。
そして、被害者様への謝罪と反省を示すために、旦那様ご本人には謝罪文を作成していただきながら、反省の気持ちを深めていただきました。
その後、結果的に被害者様よりお許しの言葉と被害届の取り下げをいただき、本件は不起訴処分となりました。