(逮捕されたら)京都府長岡京市の収賄事件にも対応の弁護士

(逮捕されたら)京都府長岡京市の収賄事件にも対応の弁護士

京都府長岡京市の市長であるAさんは、市内で行われるイベントの設営を任せるよう設計事務社の社長Bさんに頼まれています。
その際にBさんはAさんに金銭を渡すことで仕事を任せてもらおうと期待しましたが、賄賂を危険視したAさんはこれを拒否しました。
代わりに、BさんはAさんに女性を紹介することによりAさんの信頼を得ようとしました。
結果Aさんはその女性と情交に及び、その事実を知った京都府向日町警察署がAさんを受託収賄罪、Bさんを贈賄罪逮捕しました。
(この話はフィクションです)

~収賄罪~

まず、収賄罪とはどのような罪でしょう。
基本的には、「公務員がその職務に関する要求・約束に対し、賄賂を収容する」ことによって罪に問われます。
ここで、公務員とは警察官や教師など国および地方自治体に属する者を指します。
上記の一文では分かりやすい刑罰のように思えますが、収賄罪は細かい違いによって数種類に分けられています。
今回はその中でも基本的なものを挙げていきます。

収賄罪には、
1.単純収賄罪:特定の約束などはせずに賄賂を受け取る
2.受託収賄罪:なにかしらの要求・約束を受けて、賄賂を受け取る
3.加重収賄罪:要求・約束のもと賄賂を受け取り、それに際し不正行為を行う
などがあります。
これら収賄罪が認められるには、その賄賂が公務員の行為の見返りになっている必要があります。
というのも、賄賂がその「職務」に関するものでないといけないからです。

また、賄賂が金銭だけではないことにも注意しなければなりません。
基本的に、人の需要や要求を充たすものであれば賄賂になる可能性はあります。
なので、金銭はもちろん、商品券や旅行券、情交目的で人を紹介することも賄賂に当たります。

収賄罪では賄賂を受け取った者はもちろん、賄賂を贈った側も罪に問われます。
その罪は贈賄罪で、賄賂の贈与、申込、約束をすることによって罰せられます。
つまり、今回のような仕事の依頼を目的として女性を紹介するケースは収賄罪にあたり、AさんBさん共に罪に問われる可能性が高いです。

以上のように収賄罪は細かく違いがあり、その判断はとても難しいです。
もし賄賂でお困りの方は、弁護士法人是非一度あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
京都府向日町警察署までの初回接見費用:3万7,200円)

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