体罰から刑事事件に発展したら…滋賀県守山市の傷害事件は弁護士へ
Aさんは、滋賀県守山市にある高校の教師をしていました。
ある日、Aさんの顧問をしている部活の生徒が言うことを聞かずにいたため、Aさんは、その生徒を殴っていうことを聞くように叱りました。
生徒はその際、骨にひびが入るけがを負ってしまいました。
生徒が帰宅後、両親に相談したことがきっかけで、滋賀県守山警察署に被害届が出され、Aさんは傷害罪の容疑で取調べを受けることになりました。
(※平成30年10月18日京都新聞配信記事を基にしたフィクションです。)
・体罰で刑事事件に…
Aさんは、いわゆる体罰を行い、それが刑事事件にまで発展しています。
文部科学省の統計によると、平成28年度の体罰発生学校数は、国公立私立合わせて、小学校が188校、中学校が261校、高校が279校、中等教育学校が2校、特別支援学校が18校の合計748校だったそうです。
体罰の態様としては、Aさんのように素手で殴ったり叩いたり、というものがいずれの学校の種類でも多く見られています。
こうした素手で殴る・叩くといった体罰は、刑法上の暴行罪・傷害罪に当たり、刑事事件化するおそれも考えられます。
Aさんが体罰を加えた生徒のように、体罰の被害者が警察署に相談して被害届が出されれば、刑事事件として捜査される可能性が十分にあるのです。
「学校の中でのことだから刑事事件化しない」ということはありませんので、体罰をしてしまって刑事事件化しそう、被害届を出されそう、となったら、早期に弁護士に相談し、弁護活動を開始してもらうことが望ましいでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、こうした、体罰に関連した刑事事件のご相談・ご依頼も受け付けています。
初回の法律相談は無料でご利用いただけます。
少しでも刑事事件への不安のある方は、遠慮なく弊所弁護士までご相談ください。
(滋賀県守山警察署までの初回接見費用:4万500円)