少年院回避を弁護士に相談~京都市上京区の詐欺事件で逮捕なら
京都市上京区に住んでいるAくん(17歳)は、先輩に誘われて、指示された人から荷物を預かってくるというバイトを行っていました。
Aくんは、これは近頃ニュースになっている詐欺事件の受け子の役割かもしれないと思いつつも、割のいいバイトであったため、しばらくそのバイトを続けていました。
するとある日、Aくんをバイトに誘った先輩が、京都府上京警察署に、詐欺罪の容疑で逮捕されてしまいました。
ほどなくして、Aくんも詐欺罪の容疑で逮捕されてしまい、Aくんはこのまま自分は少年院に行ってしまうのかと不安に思っています。
(※この事例はフィクションです。)
・少年院回避のために
Aくんのように、未成年者である少年が犯罪を犯した場合、少年事件として扱われます。
少年事件と聞くと、悪いことをしたのだから少年院に行くのだ、というイメージのある方も多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、少年事件を起こしたからすなわち少年院に行く、というものではありません。
少年事件では、少年事件を起こした少年を罰するのではなく、保護し、更生させることを第一目標としています。
少年院送致は、そのための保護処分という処分の1つです。
すなわち、少年を罰する目的で少年院へ送致するのではなく、少年の更生に少年院へ行くことが必要なのだと判断されれば、少年院へ送致するということなのです。
つまり、たとえ軽微に見える少年事件であっても、少年の更生のために必要と判断されれば、少年院送致とされるし、逆に言えば、少年院へ行かずとも少年の更生が可能な環境にあると判断されれば、少年院へ行かなくて済むということになります。
詐欺事件では、Aくんの事件のように複数人が事件に関わっているというケースがあります。
このような場合、少年事件に発展する交友関係を築いてしまうことを防止したり、Aくん自身の内省を深めたりすることで、少年院送致を回避することが考えられます。
少年事件はケースバイケースですから、まずは弁護士に相談してみましょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、初回無料法律相談や、初回接見サービスのお申し込みをいつでも受け付けています(0120-631-881)。
少年事件にお困りの際は、まずは弊所の弁護士まで、ご相談下さい。
(京都府上京警察署までの初回接見費用:3万6,300円)