(京都府京田辺市対応)児童虐待事件は刑事事件専門の弁護士へ
Bさんは、京都府京田辺市に住んでいるAさん(32歳)が、息子であるVくん(6歳)に対して児童虐待行為を行ったとして、京都府田辺警察署に逮捕されたというニュースを見ました。
Aさんは、Vくんに対して、日常的に酷い暴言を吐いたり、脅しを行ったりしていたとのことです。
児童虐待といえば殴る蹴るといった暴力だけだと思い込んでいたBさんは、暴言なども児童虐待になることを初めて知りました。
(※この事例はフィクションです。)
・児童虐待は増えている?
厚労省のまとめによると、昨年度、18歳未満の子供が、親などの保護者から虐待を受けたとして児童相談所が対応した件数が、12万2,578件に上り、前回から2万件近く増加し、過去最多となったそうです(平成29年8月17日朝日新聞デジタル他)。
その児童虐待の中でも、特に多かったのが、暴言や脅し、子どもの面前でのDVなどの「心理的虐待」で、6万3,187件とされています。
児童虐待の件数が増え続けている背景には、児童虐待に対する社会的関心が高まり、今まで見逃されてきた児童虐待も通告されるようになってきたということや、警察と児童相談所の連携が強化されていることなどが挙げられるようです。
特に、「心理的虐待」については、DV事件が起こった際に、子どもの面前でDVをしていることを「心理的虐待」の児童虐待ととらえるケースも増えているようです。
さて、上記事例でBさんが考えていたように、児童虐待と聞くと、子どもに暴力をふるうイメージが強いかもしれません。
しかし、暴言や脅迫といった行為も、「心理的虐待」として、児童虐待であるとされています。
このような児童虐待の種類の定義については、児童虐待防止法の2条で定められており、上記「心理的虐待」の他、「身体的虐待」、「性的虐待」、「ネグレクト」が挙げられます。
これらの児童虐待は、刑法などの法律に該当する犯罪となり、刑事事件となりますから、相談するのであれば、刑事事件に強い弁護士が望ましいでしょう。
児童虐待事件は、釈放や寛大な処分のための弁護活動も大切ですが、子どもに対するこれからのケアも大切です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門の弁護士ですから、手続きの流れから今後の見通しまで、丁寧にお答えします。
児童虐待事件に不安を抱える方は、まずは0120-631-881で無料相談や初回接見のご予約をお取りください。
(京都府田辺警察署までの初回接見費用:3万7,600円)