覚醒剤リキッドで逮捕されたら…京都市の刑事事件専門の弁護士の初回接見
京都市右京区に住んでいるAさんは、いわゆる「覚醒剤リキッド」を所持していたとして、京都府右京警察署に覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
Aさんの両親は、警察からAさん逮捕の知らせを聞いたのですが、「覚醒剤リキッド」とはいったい何なのか、なぜAさんがそんなものを持っていたのか困惑し、刑事事件専門の弁護士に初回接見を依頼し、事件についてAさんに聞いてきてもらうようにお願いしました。
(※平成30年8月9日産経ニュース配信記事を基にしたフィクションです。)
・覚醒剤リキッド?
覚醒剤は、一般に知られているように、覚醒剤取締法で規制されている違法薬物です。
覚醒剤を使用すると、多幸感や興奮を得られるとされていますが、その一方で強い依存性や幻覚、妄想などの精神症状が見られ、危険な薬物であるとされています。
覚醒剤は、使用される際には、液体の覚醒剤を注射したり、粉末の覚醒剤をあぶって気化させた成分を吸い込んだりする方法が取られることが多いですが、上記事例の基となった事件では、それ以外の方法が登場してきたことが分かりました。
上記事例の基となった事件で摘発された男性が所持していたのは、「覚醒剤リキッド」と呼ばれるものです。
覚醒剤リキッドとは、覚醒剤を液体化させ、電子たばこに装着することで覚醒剤を窃取できるようにしたもののことをいいます。
もちろん、覚醒剤リキッドに加工されていても、覚醒剤取締法の対象となる覚醒剤であることに変わりはありませんから、覚醒剤リキッドの所持や、それによる使用は覚醒剤取締法違反となります。
覚醒剤リキッドを使用して覚醒剤を使用する方法は、覚醒剤を注射したりあぶったりするよりも手軽に使用できる方法であるとされ、今後摘発が厳しくなされていく可能性もあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、覚醒剤リキッドのような、新たな形態での覚醒剤所持事件についても、ご相談を承っています。
刑事事件専門の弁護士による無料法律相談や初回接見サービスは、24時間いつでもお申込みが可能です。
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(京都府右京警察署までの初回接見費用:3万6,300円)