【お客様の声】準強制わいせつ罪で不起訴になり解雇を避けられた事例
■事件概要■
ご依頼者様の息子様(20代、会社員)が友人と共謀してお酒に酔った被害者様にわいせつな行為をしたとして逮捕された、準強制わいせつ事件。
■結果■
釈放
不起訴処分
■事件経過と弁護活動■
息子様は事件当時泥酔しておられたことから、事件当時の記憶がない状態でした。
取調べで息子様に不利な証拠が作成されないように、弁護士は記憶がはっきりしない部分は憶えていないと話すようにアドバイスを行いました。
息子様は事件について記憶がなかったことから、容疑を否認していました。
否認事件では勾留期間が長引くことが多く、息子様の釈放もかなり難航することが予想されました。
弁護士は勾留延長に対する意見書を裁判所に提出し、勾留が長引くことで息子様が会社を解雇されてしまうおそれがあることなどを訴えました。
意見書の内容が考慮され、勾留の延長は決定してしまいましたが、延長期間が最長10日から5日に短縮され、息子様は否認を続けながらも勾留の最長期間である20日間を待たずに釈放されることになりました。
また、ご依頼者様と息子様は被害者様への謝罪と賠償を希望しておられました。
弁護士は身柄解放活動と並行して、被害者様の代理人弁護士に連絡を取り、示談交渉を行いました。
当初は示談については断られてしまったものの、息子様が作成された謝罪文を受け取っていただくことができました。
後日、再度弁護士が被害者様の代理人弁護士に示談の打診を行ったところ、謝罪文の内容や賠償の内容も考慮のうえ、示談を締結することができました。
示談を締結したことや不利な証拠が作成されなかったことが功を奏し、息子様は不起訴処分を獲得することができました。
不起訴処分を獲得したことで、息子様は職場を解雇されず、仕事を続けることができました。