京都府南丹市の募金詐欺事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士
Aさんは、京都府南丹市の駅近くで、募金活動を装って、通行人たちから20万円程度のお金を集めました。
しかし、当初から集めたお金を寄付するつもりはなく、自分の物として使ってしまうつもりでした。
これに味を占めたAさんは、再び駅周辺で募金活動を行い、お金を集めようとしましたが、怪しいと感じた人から通報され、最終的に、詐欺罪の容疑で、京都府南丹警察署に逮捕されてしまうことになりました。
(※この事例はフィクションです。)
・募金詐欺とは
平成28年の犯罪白書によると、平成27年に認知された詐欺事件は、3万9,432件となっており、1年間で実に4万件近くの詐欺事件が発生していることが分かります。
詐欺事件は、年々多様化しており、オレオレ詐欺に代表される振り込め詐欺や、インターネット上で行われるワンクリック詐欺など、様々な詐欺の手段が横行しています。
今回の事例で取り上げた募金詐欺も、そうした詐欺の一種です。
募金詐欺とは、その名の通り、寄付するつもりはないのに、街頭などで募金を募り、通行人からお金を集めるという詐欺です。
慈善団体などを装い、通行人から募金を集める、というパターンが多いようです。
詐欺罪は、「人を欺いて財物を交付させた者」を10年以下の懲役に処すると規定されている犯罪です(刑法246条)。
寄付をするように見せかけて(=人を欺いて)、募金をさせる(=財物を交付させる)わけですから、募金詐欺も立派な詐欺罪に当たる行為です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、募金詐欺をはじめとする、詐欺事件でのご相談も承っております。
刑事事件を専門に取り扱う弁護士の話を直接聞くことで、今後の見通しを立てることができたり、刑事事件に対する不安の解消につながったりするでしょう。
詐欺事件で逮捕された、逮捕されそうだ、とお悩みの方は、ぜひ、弊所の弁護士による初回無料法律相談や、初回接見サービスをご利用ください。
(京都府南丹警察署までの初回接見費用:4万1200円)