京都市右京区の暴行事件で逮捕 示談で被害届取下げの弁護士
会社員女性のAさんは、飲み会で帰宅時間が遅くなったため、京都市右京区内でタクシーを利用しようとしました。
しかし、Aさんが止めたタクシー運転手のVさんは、Aさんが非常に酔っぱらっていて態度が悪かったことから、Aさんの乗車を拒否しました。
これに対してAさんは逆上し、Vさんの胸元を掴みあげたり、タクシーの側面を平手で叩いたりしました。
驚いたVさんが警察に通報し、被害届を提出したことで、翌日、Aさんは京都府右京警察署の警察官によって暴行罪の容疑で逮捕されることとなってしまいました。
(フィクションです。)
【被害届とは】
一般に、犯罪事実に対して、被害者や事件関係者が取りうる対応は以下の3つが考えられます。
1.告訴(刑事訴訟法230条、同231条など)
2.被害届の提出
3.告発(刑事訴訟法239条など)
今回の事例のAさんは、暴行事件を起こし、Vさんに被害届を提出されています。
被害届とは、犯罪被害に遭ったことを申告するもので、刑事訴追の意思の含まれないものをいいます(これに刑事訴追の意思が加わったものが、1の告訴になります)。
したがって、上記事例では、Vさんは、Aさんから暴行の被害に遭った、という申告を京都府右京警察署に行ったということになりますが、刑事訴追まではまだ求めていない、ということになります。
【被害届取下げのために】
被害届を提出されている場合、被害者の方への謝罪・示談交渉により、被害届取下げのお願いをすることができます。
しかし、当人同士では、話し合いがこじれてしまったり、被害者の方の恐怖感情が大きかったりと、示談交渉は難航するおそれが大きいといえます。
そんな時こそ、プロである弁護士に任せ、謝罪・示談交渉のための懸け橋になってもらいましょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
弊所の弁護士は、今までも多くの被害届取下げのための示談交渉を取り扱ってきました。
京都府内の暴行事件でお困りの方は、まずは弊所の弁護士まで、ご相談ください。
(京都府右京警察署までの初回接見費用:3万6300円)