京都市東山区の商標法違反事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士

京都市東山区の商標法違反事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士

京都市東山区の商標法違反事件での逮捕について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所京都支部が解説します。

京都府京都市東山区に住むAさんは、有名ブランドのロゴを無断であしらった鞄を作成し、自身でそのバッグをインターネットを通じて販売して利益を得ていました。
すると、ある日、京都府東山警察署の警察官がAさん宅を訪れ、Aさんは商標法違反の疑いで逮捕されてしまいました。
(※この事例はフィクションです。)

商標法違反について

そもそも、商標法で保護されている商標権とはいったい何なのでしょうか。
商標権とは、登録された商標(=商品やサービスを購入、利用する需要者が、商品やサービスの提供元を認識可能とするための記号や文字などの標識)を独占排他的に商品やサービスに使用できる権利です。

そして、この商標権を侵害すると、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処されます(商標法78条)。
また、商標権を侵害する準備行為等を行うなど、商標権の侵害とみなされる行為をしてしまった場合は、5年以下の懲役又は500万円の罰金となります(商標法78条)。
これらの懲役と罰金は併科されることもあります。

さらに、法人関係者が商標権を侵害した場合には3億円以下の罰金に処されることになります(商標法82条)。

商標権の侵害とは、業務として商標を使用することです。
例えば、自分だけで使用しているノートにブランドのロゴを買いて楽しむ程度の個人使用であれば商標法違反とはなりませんが、それをインターネットオークションで売買することを繰り返しているなどした場合は、個人事業を行っている場合と同様になりますので、商標法違反となります。

上記の事例のAさんは、有名ブランドのロゴをあしらったバッグをインターネットオークションで売買しており、個人使用の目的とはいえませんので、商標権を侵害しているといえ、商標法違反といえます。

このような場合、刑事事件に強い弁護士に相談して、相手の企業などへの謝罪交渉や、今後の流れについて詳しく知っていくことが、早期解決につながる重要なポイントとなります。

弁護士法人あいち刑事事件法律事務所京都支部の刑事事件専門の弁護士は、商標法違反で逮捕されてお困りの方のお力になります。
初回無料相談や初回接見サービスも行っておりますので、お電話にて、ご予約をお取りください。
京都府東山警察署までの初回接見費用:3万4100円)

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