横領?窃盗?京都市右京区の少年事件は弁護士に相談を

横領?窃盗?京都市右京区の少年事件は弁護士に相談を

17歳の高校生Aさんは、京都市右京区のファミレスでレジ打ちのアルバイトをしています。
Aさんは、バイトの給料だけでは小遣いが足らないと感じるようになり、バイト中、レジからこっそり売上金を抜き取り、自分の物にしてしまいました。
何回か繰り返したところでAさんのこの行為が発覚し、Aさんは京都府右京警察署に、窃盗罪の容疑で取調べを受けることになりました。
Aさんの両親は、てっきりAさんがしたことは横領だと思っていたのですが、窃盗罪の容疑と聞き、弁護士に詳しいことを相談してみることにしました。
(※この事例はフィクションです。)

・横領と窃盗は何が違う?

上記事例の窃盗事件について、「これは横領事件なのでは?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
会社などで働いている人がその会社のお金を取ったら横領事件になる、というイメージは確かに強いです。
しかし、実はAさんの起こしてしまった事件のような場合、横領事件ではなく窃盗事件となる可能性が高いのです。

横領罪窃盗罪は、その物やお金が誰の管理下にあるのか、ということによって違ってきます。
他人の管理下にある他人のものをとってしまえば窃盗罪、自分の管理下にある他人の物をとってしまえば横領罪、と考えられています。
上記のAさんは、レジ打ちのバイトをしていますから、一見、レジの中の売上金はAさんの管理下にあるように思えますが、17歳のアルバイトであるAさんは、おそらく、自分の責任で売上金を管理するような立場にはないでしょう。
レジ打ちの仕事だけ任されているような場合には、店長等が売上金を管理していると考えられますから、窃盗罪となるのです。

刑事事件や少年事件では、イメージと違う犯罪が成立してしまうこともあります。
今回の事例とは逆に、窃盗だと思っていたら横領だった、ということもあるかもしれません。
刑事事件・少年事件の疑問は、プロの弁護士に聞いてみることが一番です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、初回無料法律相談を行っていますから、刑事事件・少年事件について何かお悩みの時は、お気軽にお問い合わせください。
京都府右京警察署までの初回接見費用:3万6,300円)

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