同性でもストーカー事件になる?京都府南丹市の刑事事件対応の弁護士

同性でもストーカー事件になる?京都府南丹市の刑事事件対応の弁護士

Aさん(30代女性)は、京都府南丹市に住むVさん(30代女性)に対し、自宅へ押しかけるなどのストーカー行為を行ったとして、京都府南丹警察署に、ストーカー規制法違反の容疑で逮捕されました。
Aさんは、Vさんに対する好意が満たされなかったことからVさんを恨んで、ストーカー行為を行ったとしています。
(※平成29年9月15日産経ニュース他を基にしたフィクションです。)

・同性相手でもストーカーになる?

上記事例は、実際のニュースを基にしたフィクションです。
ストーカーと聞くと、皆さんはどのような事件を思い浮かべるでしょうか。
警察庁の統計によると、平成28年におけるストーカー事案の被害者に性別は、男性が11.2%で女性が88.8%とされています。
一方、ストーカーの加害者の性別については、男性が84%、女性が11.4%、不明が4.7%とされています。
統計を見ると、ストーカー事案では、男性が加害者で女性が被害者という事案が多いようですが、その逆や、今回の事例のような同性同士でのストーカー事案も存在するのです。

ストーカー規制法では、その3条で、「何人も、つきまとい等をして、その相手方に身体の安全、住居等の平穏若しくは名誉が害され、又は行動の自由が著しく害される不安を覚えさせてはならない。」としています。
つまり、加害者や被害者の性別に関係なく、ストーカー行為が禁止されており、ストーカー行為を行えば、警告や禁止命令が出されたり、逮捕されたりする可能性があるということになります。
ストーカー行為を行った場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられ(ストーカー規制法18条)、さらに、禁止命令に違反してストーカー行為を行えば、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処されます(ストーカー規制法19条1項)。

つい先日も、刑法の改正により、旧強姦罪の被害者の対象として男性が含まれるようになるなどしました。
性犯罪事件では、加害者と被害者の性別や立場、関係性が非常に複雑です。
刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、複雑な性犯罪事件についても、もちろんご相談を承っています。
ストーカー事件などの性犯罪にお悩みの方は、まずは弊所の弁護士までご相談下さい。
京都府南丹警察署までの初回接見費用:4万1,200円)

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